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いきなり結論!OSとはパソコンという機械を人間が使えるようにする基本プログラムです。
いや~、いきなり結論出ましたね。すっきりしましたね!感無量ですね!
え?もう少し詳しく?
そ、そうですか、そうですよね、説明、要りますよね、、、
OSとは
まずOSとは”OperatingSystem”=”オペレーティングシステム”の略です。
オペレーション(操作・運用・運転)を司るシステムということですね。
パソコンは機械のパーツの集合体なのですが、それらをまとめて運用、操作を行うための基本的なソフトウェアとなります。
ITに慣れていない人はあまり意識することないかもしれませんね。
OSの役割:其の一
エクセルやワード、ブラウザや動画再生等いろいろなソフトウェア、アプリケーションが存在しますが、それらのプログラムはただの機械であるパソコンはそのままでは理解することができません。
つまり動作しないということです。
なので機械であるパソコンが理解できるように、プログラムの動作方法のルール決めをする必要があるのです。
”●●という指示があったら◎◎で動作する”といったルール決めが必要なんですね。
それらのルールを決めているのがオペレーティングシステム=OSであり、OSの役割の一つです。
日常生活でこれに似た例を考えると、[道路といったインフラを”道路交通法”といったルールを決めて人間が車を走らせる]ということと似ています。この場合は車がソフトウェアやアプリケーションですね。
逆説的にはOSがルール決めを行うことにより、そのOS上で動くソフトウェアやアプリケーションを作成することができるということでもあります。
OSの役割:其の二
ソフトウェアやアプリケーションが求める計算処理やデータ保存等を行うためにCPUやメモリ、ストレージ、ネットワーク等と連携を行い、ディスプレイに結果を表示をさせたり、音を出したり、ストレージにデータを保存したりします。
これはかなり完結に説明していますが、OSはパソコンの動作のすべてを決めているということでもあります。
パソコンという機械をOSがまとめて運用することにより、OS上で各ソフトウェアが動作するという事となります。
まとめ
さて、これまでの解説でOSへの理解は深まりましたでしょうか?
完結に述べるとOSはコンピュータシステムの全体の統括を行い、人間とパソコン(機械)の仲立ちをすることで人間がパソコンを快適に使用できる環境を提供するものです。
おまけ:OSの種類
OSの役割について説明してきましたが、OSはパソコンに限らず、スマートフォンやサーバーなどにも搭載されており、様々なプログラムを動かす必要がある機械には必須なものです。
OSの種類には、以下のようなものがあります。
- Windows
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マイクロソフト社が開発・販売するコンピュータのオペレーティングシステム(OS)の製品群のことです。Windowsはグラフィカルユーザーインターフェース(GUI)を採用しており、画面上に表示されるアイコンやウィンドウをマウスやタッチパネルで操作することができます。Windowsは世界で最も普及しているOSで、パソコンだけでなく、スマートフォンやサーバー、ゲーム機などにも使われています。Windowsにはいくつかのバージョンがあり、現在はWindows 10とWindows 11が主流です。
- macOS
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Apple社が開発・販売するMacのオペレーティングシステム(OS)のことです。macOSはNeXTのOPENSTEPの技術をベースに開発されたUNIX系OSで、高い安定性や堅牢性を持ちます。macOSは独自のユーザーインターフェースで構築されたウィンドウシステムを搭載しており、直感的かつ柔軟な操作を実現しています。macOSはLinuxなど他のUNIX系OSで開発されたソフトウェアの導入や利用が容易であり、サーバー向けソフトウェアの開発環境としても人気があります。macOSにはいくつかのバージョンがあり、現在はmacOS Venturaが最新です。
- Linux
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Linuxとは、オープンソースのオペレーティングシステム(OS)です。UNIX系OSの一種で、プログラムが公開されており誰でも無料で自由に入手や使用、改変、再配布することができます。Linuxは、サーバーや組み込みシステム、パソコン、メインフレーム、スーパーコンピューターなど、幅広い種類のハードウェアで使用されています。Linuxは、1991年にフィンランドの大学生だったリーナス・トーバルズ氏が開発を始めたもので、世界中の開発者の協力によって進化してきました。Linuxは、カーネルと呼ばれる中核部分と、それを使って機能するようにまとめた配布パッケージ(ディストリビューション)に分けられます。Linuxには様々なディストリビューションがあり、用途や好みに応じて選ぶことができます。
- Android
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Androidとは、Google社が開発した、スマートフォンやタブレット端末などの携帯情報機器向けのオペレーティングシステム(OS)です。Androidは、世界的にiOSと市場を二分するスマートフォンのOSとして広く普及しています。Androidは、オープンソースのLinuxカーネルをベースにしており、誰でも自由に入手や改変、再配布することができます。Androidは、Java言語のプログラムを実行できる仮想マシン(ART)を備えており、様々なアプリケーションをインストールして利用することができます。Androidは、GPSや加速度センサーなどの機能を利用できるほか、無線LANやBluetoothなどの通信にも対応しています。
- iOS
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iOSとは、Appleが開発および提供する、iPhone向けのモバイルオペレーティングシステム(OS)です。iPhoneやiPod touchの基本動作を制御するソフトウェアで、アプリの実行や通信・通話の制御、ユーザーインターフェースの提供などを行います。iOSは、Appleが開発・提供しており、他社が利用や開発することはできません。そのため、iOS搭載のスマートフォンはiPhoneしかありません。iOSは、ほかのApple製品との互換性が高く、データの共有や連携が簡単にできます。例えば、iPadにはiOSをベースにしたiPadOSが搭載されており、iPhoneと同じアプリを使うことができます。