こんにちはhajimeです。
セキュリティソフト色々ありますよね、みなさんは何を使っているでしょうか?
ウィルスバスター?ノートン?ESET?カスペルスキー?マカフィー?
どれも高性能で有用なセキュリティソフトです。
僕も依然は「カスペルスキーが最強だろ!」とドヤっていました、、、
しかーし!2023年現在はもう既に有料ソフトに頼る必要性はないのです!
- なんで無料ソフトでいいのか?
- 無料ソフトの種類は?
- 結局どれがおすすめなの?
といった疑問に答えていきたいと思います。
なんで無料ソフトでいいの?
「大事なパソコンを怖いウィルスから守ってもらうんだから有料の方が絶対安心だろ!」
そう思ってる時期が僕にもありました。でも今はそんな時代ではないんです。
なんでか?
そもそもセキュリティソフトの性能評価ってどのように判断していますか?
自分でウイルスをパソコンにいれて「あ、このソフトはウイルスを通すな」「お!このソフトは通さなかったぞ」と一つ一つテストするなんて個人では絶対に無理ですよね
セキュリティソフトを評価する機関での成績
そこで世界にはそんなテストを行っている第三者評価機関があります。
AV–Comparatives社やAV–TEST社ですね。
これらの会社は数あるセキュリティソフトメーカーからお金を頂き平等に性能評価を行っているんです。
セキュリティソフトメーカーは第三者機関で良い評価をもらうことが売り上げに直結します、また第三者機関で評価してもらわないということは”セキュリティ性能に自信が無い”ということにもなるので各メーカーはお金を出してまで評価をしてもらうのです。
さて本題です、これらの評価機関で無料ソフトが性能評価で好成績を出しているんです。
「お金をもらっていないソフトが好成績を出している?おかしくない?」
その気持ち、とってもわかります
AV–Comparatives社の2022年7月から10月までの評価報告を見てみましょう。
- 灰色の部分はどれだけウイルスをブロック出来たかを示します。
- 上の方のオレンジ部分はブロック出来なかったウイルス数を示します。
- 下のオレンジの折れ線グラフは正常なプログラムをウイルスと間違えた数を示します。
このグラフの中で日本で有名な有料ソフトとなるとESET,Kaspersky,McAfee,Norton,Trend Micro,辺りでしょうか
対して無料ソフトのAvast,AVG,などの成績はどうでしょうか、めちゃくちゃ良いですよね。
そして重要なことはどのメーカーの成績もとても良いということです。
そしてこの中にはなんとMicrosoftが入っているのです!
MicrosoftってWindowsを作っている会社です!そしてこのセキュリティソフトはWindowsに標準で搭載されているんです!
つまりWindowsを使用しているのであれば有料ソフトと同等のセキュリティが既に備わっているということです。
第三者機関の評価
さてこのAV–Comparatives社の各ソフトの評価を見てみましょう
上の画像では★3つの評価の中に無料ソフトであるAvast,AVG,そしてMicrosoftが入っています!
無料ソフトの種類
無料のアンチウイルスソフトは数多く存在しますが、今回はAV–Comparatives社の評価報告に挙がっていないものは除外し、尚且つ無料アンチウイルスソフトであっても性能が優秀であること、日本語に対応していることなどを条件にすると以下の通りとなります。
- Avast社のAvast無料アンチウイルス ⇒ https://www.avast.co.jp/
- AVG社のAVG無料アンチウィルス ⇒ https://www.avg.com/
- Microsoft社のWindowsDefender ⇒ https://www.microsoft.com/
さてこれらの無料ソフトがなぜ上位の成績を収めているのか、理由を知りたいですよね?
それは、無料で提供しているからです
「なんでやねん!」と言った声が聞こえてくる、、、
安心してください、詳しく説明します!
無料提供だから利用者が多い
まず、無料提供を行うことにより利用者が増えます。無料ですからね、有料ソフトなんかより圧倒的に利用者が多くなります。多少性能に難があったとしても無料だから利用されるわけです。
その多くの利用者たちがウイルスに感染したりするとメーカーへウイルス情報が提供されます。もちろんメーカーは提供されたウイルスの対策プログラムを作ることになるのですが、その数は有料ソフト製品を凌ぐわけです。
つまり”対策数が多い=製品としての性能が高くなる”ということです。
ここまでの説明で無料ソフトがなんで性能が高いのかをご理解頂けたかと思いますが、Microsoftの場合は事情が少し異なります。
というのもそもそもWindowsの利用者数は全世界でトップですからね、ウイルス情報は集まり放題なわけです。
以下は2022年7月時点でのOSの利用率です。Windowsは圧倒的ですよね。
第1位 | Windows | 71.43% |
第2位 | Unknown | 15.44% |
第3位 | OS X | 11.74% |
第4位 | Linux | 0.80% |
Windows Defender はWindows8がリリースされた際に標準搭載されるようになりました。しかし当時の性能はお世辞にも良いとは言えないものであり、この評価は長年覆りませんでした。
しかし、そこは利用者数が多いMicrosoftですからね、年々セキュリティ面をブラッシュアップしていき、とうとう他の有料ソフトに肩を並べるほどとなりました。
WindowsならWindows Defender一択!
もう見出しで結論出てしまってますけど…、Windows利用者ならWindows Defender で良いです!
有料ソフトはお金がもったいない(笑)
そして上記に挙げていた無料ソフトの機能一覧が以下の通り
セキュリティソフト名 | Avast 無料アンチウイルス | AVG 無料アンチウイルス | Windows Defender |
---|---|---|---|
製品画像 | |||
マルウェア対策 | ○ | ○ | ○ |
ランサムウェア対策 | ○ | × | ○ |
ネットバンク保護 | × | × | × |
迷惑メール対策 | × | × | × |
ファイアウォール機能 | × | × | ○ |
ペアレンタルコントロール | × | × | ○ |
ID/パスワード管理 | ○ | × | × |
電話サポート時間 | 非対応 (有料版はあり) | 非対応 (有料版はあり) | 平日9~18時 土日10~18時 |
三つの無料ソフトを機能面で比べてみてもWindows Defender を利用しない手はないですよね。
まとめ
結論!純粋なアンチウイルスソフトとしては必要十分なWindows Defender をおすすめします!
AvastやAVGは無料版でもアンチウイルスソフトとしては十分な性能がありますが有料版もあり、無料版をインストールしていると度々有料版の案内が出てきて結構鬱陶しいんですよね。
それと有料のセキュリティソフトは完全に不必要かというと、人によってはそうでもありません。
有料のアンチウイルスソフトには人間が誤って危険な行動をしないように保護する機能(車で例えるなら自動ブレーキみたいなもの)や、amazonのようなサイトのID、パスワードなどを保存しておき、使用時には自動で入力してくれる機能(もちろん機密情報なので安全に保護しながら)などがあり利便性は高いです。
なのでそれらの機能を求めるのであればお金を出して機能を買うことも有用です。
大事なこと
色々と書かせて頂きましたがセキュリティソフトは既知のウイルスに対する対策ソフトです。
つまり既知では無い=未知のまだ発見されていない新しいウイルスに対しては対策されていません。
ウイルスを作成する側と対策する側は常にイタチごっこの関係にあるためこれからも完全にパソコンを保護することが不可能ということです。
ではどうすればいいのか?
パソコンを保護するため、自身の身を守るため、不用意に怪しいサイトに近づかない、信頼性の無いサイトにクレジットカード情報を入力しないなどの自衛をしていくことが肝要です。
最後まで見てくださりありがとうございます。それではみなさま安全なパソコンライフを!